映画 ヒッチコックの「サイコ」(1960年)の考察(File.385)
こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。
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アマゾンプライムビデオ様さまです。
前回の「鳥」に続いて元祖猟奇殺人映画ヒッチコックの「サイコ」(1960年)が会員は無料でご覧になれます。
被害者女性マリオン(ジャネット・リー)が全裸のシャワーシーンで惨殺されるシーンは余りにも有名です。
この「サイコ」の特徴なんですが白黒映画で徹底的に低予算で作られています。普通の低予算映画ならB級作品と呼ばれてしまうのですが、「サイコ」は、ヒッチコック監督の演出のテクニックで高い評価を受けています。
今でも、カラー印刷のパッケージでレンタルDVDの棚に並んでいても、中身の作品はモノクロです。でも、誰も文句はいいません。
それくらい作品の質が高いって事です。
これからネタバレします。
結局、サイコパスの息子が母親を亡くした事を受け入れる事ができずに、ミイラ化した母親の死体と10年に渡って同居し、自分の人格をも二重化して、自分の人格と母親の人格と同居させ、それが元で来客を次々と殺して底なし沼に沈めるという物語でした。
リアルな世界では多重人格の事例としては、つい先日に昏睡強盗を繰り返していたと逮捕・起訴された「声優のアイコ」こと神(じん)いっき容疑者は人格解離者で犯罪行為を覚えていないと主張している。この人は性同一性障害も抱えており、彼?彼女の精神構造はより複雑です。
アダルトビデオ監督である代々木忠(よよぎただし)監督の著書に「マルチエイジ・レボリューション(1998年)」と言うのがあって、7つの人格を持つ泉みゆきさんと言うAV女優の事を買いておられます。
代々木忠監督いわく、泉みゆきさんさんは実母から虐待を受けており、それを事実として受け入れる事ができず、養育年齢毎に人格が多重化したのではないか?何か人格が多重化しなければならなかった理由がある筈だと述べられています。
参考:月刊精神分析 代々木忠AV監督と多重人格の考察
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人の心とは複雑怪奇なもので、パット見は普通にみえる人の精神世界には、恐ろしい何かが巣食っている事があるのです。
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