ラカン精神科学研究所 福岡

福岡の精神分析家 進志崇献 が精神分析的視点で綴っています。人はコンプレックス(無意識)に支配されています。

道路環境の変化とは?元乗務員の交通事情考察(飲酒)その3(File.171)

こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。

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以前、リターンライダーいわゆる中年ライダーの事故が増えている件で、1980年代とは道路状況が異なっていると言う話があった。

各々生活シーンが異なるので一概に~っと言う話はできないが、自分のタクシー乗務員の経験と自転車生活の視点で雑多な事を書き留めておこうと思う。

<飲酒運転について>

福岡でも2006年(平成18年)08月25日に「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」が発生、福岡市職員の今林大(いまばやしふとし)が幼い子ども3人の尊い命を奪った。現在、今林大は懲役20年の刑で服役中。あと10年したら社会復帰する。しかし、失われた幼い3人の命はかえってこない。先日、2016年08月に10周期を迎えた。筆者は、事故現場が比較的近くだったので、お線香を手向けに出かけた。10年経った事故現場は、何もなかったかのようで、僅かばかりの子供向けのお供え物があるだけだった。

ちなみに現福岡東警察署署長の福原隆さん(57)は、事故発生時、福岡県警交通指導課管理官として3児死亡事故の捜査に当たった。

飲酒絡みの悲惨極まりないない事故・事件だっただけに、その後、県民レベルで10年にわたって飲酒運転撲滅運動が展開された。しかしながら、全国レベルでも毎年必ず200件以上の飲酒死亡事故が起こっている。こういうレベルになると「わかっていてもやめられない」中毒依存症者の運転事案ととらえる方が適切で、運動で飲酒運転を抑制云々と言うレベルではなくなっている。

僕たちタクシー乗務員や西鉄バスの運転手さんは、営業を始める前に「アルコールチェック」をパスしないとお仕事ができないし、ビールジョッキ1杯の飲酒で、アルコールが抜けるまでは4時間が目安などとする教育も受けていて、世間の飲酒に対する見方は相当厳しいものになっているのだ。

ところが、現実に2016年10月に山口県警、2016年11月に福島県警で、取り締まる側の警察交通課の現職田中梨江巡査・本田良宏交通第一課長の飲酒当て逃げ逮捕の事案が発生している。この期に及んで取り締まる側が飲酒運転とは・・「依存症」とみなされても文句は言えまい。

どうしても飲酒+運転が我慢できない人は、思い切って心療内科を受診するか、カンセリング、セラピーの類を受けられる事をおすすめします。

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