ラカン精神科学研究所 福岡

福岡の精神分析家 進志崇献 が精神分析的視点で綴っています。人はコンプレックス(無意識)に支配されています。

QUPの中澤優子さんとモリワキの森脇緑さんに思う(File.290)

こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。

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以前、このブログで森脇緑さんの事を取り上げた。

今回はQUPの中澤優子さんだ。

各メディアで子連れで起業しているQUPの代表の中澤優子さんの事が記事として取り上げられていた。がんばっている女性の紹介と言う切り口での掲載である。

私の興味は中澤さんの経歴。中澤さんは文系の経歴であったのにも関わらず、カシオ社に入社し、携帯電話の開発に携わる。みなさんご存知の通り残念ながらカシオ社は携帯電話の開発から撤退してしまう。事の成り行きはネット上の中澤さんの経歴記事を参照して欲しい。

私はカシオ社のGショック携帯と言われた「G'zOne」シリーズを愛用している(今も)その御蔭で今もキャリアはauと付き合っている。

堅牢な構造のG'zOneだが、内蔵されているソフトウェアの開発には色々苦労されているのが見て取れた。事実、中澤さんの経歴のなかでカシオ社の開発チームが大変な状況の中で製品開発していたのにも関わらず、親会社の決定で開発チームは解散の憂き目にあう。そんな経緯を踏まえ、中澤さんはカシオ社を退社し、QUPの起業、工場を持たない家電ベンチャーの道を歩む事になる。

カシオ社の携帯の愛用者(ユーザー)として感謝のメールを中澤さんに送信したところご丁寧な返信を頂いた。嬉しい限りである。

QUPの中澤優子さんも、モリワキの森脇緑さんも、インタビューに「やりたい事をやっているだけ」と答えている。

森脇緑さんは工業高校に進学し、溶接の実習で、オートバイのマフラーを溶接して作成し、母方の祖父である吉村秀雄(通称:ポップ吉村)氏にみせたところ吉村氏は「ほーこれで森脇も安泰だな」と目を細めたと言う。

女子高校生が溶接でエキゾーストデバイスの作成である。この時、森脇緑さんは、誰かに「おじいちゃんのご機嫌をとりなさい」と言われて、マフラーを溶接したのではない筈。両親の仕事やレース関係者の仕事に触れ「自分もやりたい」と言う欲望のもとにガストーチ バーナーを駆使したに違いない。まさに私の欲望は他者の欲望。

鉄パイプに砂をつめ、吉村さんが夫婦でトンチンカンチンして手曲げしたマフラーがヨシムラの集合マフラーなのだ。当時、バイク雑誌のバイク用品の部品の広告欄にはヨシムラのマフラー手曲げプライス、機械曲げプライスが併記掲載してあった。もちろん手曲げの方が高級高額商品だ。あこがれのヨシムラの手曲げマフラーだった。

今年渡米する際は、ヨシムラ氏が苦労されたノースハリウッドへ行ってみたいと思っている。

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