ラカン精神科学研究所 福岡

福岡の精神分析家 進志崇献 が精神分析的視点で綴っています。人はコンプレックス(無意識)に支配されています。

MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間(2017年)の感想(File.229)

こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。

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新年一発目に観た映画は「MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間(2017年)」01月10日にTOHOシネマズ天神・ソラリア館のレイトショーで観ました。私のホームのキャナルシティユナイテッド・シネマでは上映しておりませんでした。そもそも全国的に上映館自体が少ない。

以下ネットから引用

マイルス・デイヴィスとはジャズ界を牽引したアメリカ合衆国のジャズトランペット奏者。時代に応じて様々な音楽性を見せ「ジャズの帝王」「モダン・ジャズの帝王」と呼ぶファンや評論家も多い。

以上ネットから引用

私はジャズにもマイルス・デイヴィスも関心が無かったのですが、例によって、TBSラジオのライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルの「週刊映画時評ムービーウォッチメン!」の年明け一発目の評価対象の映画となっていたので、どんな映画だろう?と言う関心のもとで鑑賞しました。

普通、精神分析的視点で映画を鑑賞する場合、主人公の養育環境や、家族関係、トラウマとなった様な出来事をチェックするのですが、本作品の場合、そのような事象は一切出てきません。

既にアーティストとして存在が確立した時点での「空白の5年間」にスポットをあてているので、その前後を常識として知っているマイルス・デイヴィスのファンの方なら楽しめたのかも知れませんが、門外漢の人間が、先入観を持たず、事前知識を仕入れたわけでもないので、物語に没入することもできず、結果、「だからなに?」「So what?」的な感想になってしまうのは致し方のないところであります。

1954年に白人警官に逮捕されたのは事実、腰が悪かったのも事実、薬物にハマっていたのも事実、妻と不仲になったのも事実、レコード会社との軋轢があったにも事実、・・しかし、マイルス・デイヴィスが音楽家として評価されているのも事実だそうです。

あと、劇中でカーチェイスをしてまで奪い合うテープは、宇多丸師匠曰くマクガフィン(MacGuffin, McGuffin)何かしらの物語を構成する上で、登場人物への動機付けや話を進めるために用いられる、仕掛けのひとつで・・だそうです。

師匠は星5つ満点中、星3つの評価でした。この星3つもかなり暖かい目でみた評価だそうです。日頃、調子が良ければ、5億点とか平気ででますからね。

この映画を楽しむにはやはりマイルスの自伝を読むべきだそうです。

あと、ネット検索するとマイルス・デイヴィスが出演しているTDKの「カセットテープ(死語?)」コマーシャル動画がでてきます。更に検索すると、あのタモリさんがマイルス・デイヴィスに対していインタビューをしている動画も発見する事ができました。

やはり、その世界ではマイルス・デイヴィスはゴッドなのでしょう。

音楽界の事に関しては、私ももう少し見識を深めたいと思います。

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