荻野目慶子で再考察する不倫関係(File.177)
こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。
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久しぶりに書庫から「女優の夜 荻野目慶子 2002年10月」を引っ張り出して目を通した。月刊 精神分析 荻野目慶子 深作欣二 女優の夜 2017年01月号 で再評価する為だ。
荻野目慶子さんはほぼ私と同世代を生きた人で「女優の夜」を再読していて生きてきた時代背景が一緒だったので懐かしかった。
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今となっては、本の中に描写されている人々が既に故人となっていて、いいも悪いも「そういう事になってしまったんだからしゃーないだろう」と深作欣二監督口調でしゃべるしかない様な状況である。
精神分析の世界では世の法律も形式の1つであって「超自我」が関わる形式の1つに他ならない。
人は法律厳守を宣言してこの世に誕生してくるのではない。そして、また天寿を約束されて生れて来るわけでもない。
今年もアチコチで沢山、不倫報道がなされて窮地に追い詰められたり、謝罪したり、表舞台からの退場を余儀なくされて人達が沢山いる。
事故も不倫も無い方がいいのだろうが、また、それをやらかしてしまうのも人間であって、精神分析的視点でみると、荻野目慶子さんが「魔性の女」で社会悪で排除すべき存在と断定するよりも、河合義隆監督も深作欣二監督も、精神構造がそうなっていて、目の前に荻野目慶子がいたらそうなるよなと・・共謀関係・近親相姦関係の再現として納得してしまうのだった。
今年、露出度が高かった「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音さんも、そうなるべくしてそうなっていると理解すれば、また来年も色々騒ぎを巻き起こすのだろうと思ってしまう。
人は人と言う病とともに生きているのである。
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