ラカン精神科学研究所 福岡

福岡の精神分析家 進志崇献 が精神分析的視点で綴っています。人はコンプレックス(無意識)に支配されています。

ゲーム好きな理由と意味づけ(File.369)

こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。

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PTSDの防止にテトリスが有効との話が掲載されていた。なんでも大脳生理学的に脳は同時に2つの事ができないので、衝撃的な出来事が起こってから数時間以内にテトリスをすると、イヤな出来事の脳への刷り込みを抑制できるとの事。

だとすると「ゲーム好き」と称する人々は、実は「タバコ好き」と一緒で「落ち着くから」といいながら、なにかしら平素のイライラの原因を回避する為に、タバコを吸い、ゲーム画面と見つめているのでは・・・

精神分析の世界で「人は意味を生きている」と言うフレーズを使う。

そりゃ脳も疲れるよな。^^;

いちいち「なんで生きているんだろ?」などと「生きている意味」を問い始めることが精神疾患の入口だと言う人がいる。

人は面倒な事を考えない様にして「タバコの煙をみつめ」「液晶画面をみつめ」・・ていた方が心が健康でいられるというわけだ。

地下鉄サリン事件をおこしたオウム真理教の広報部長の上祐史浩は現在、現在、光の輪と称する団体の代表におさまっている。

上祐史浩自身の告白本に目を通すと、彼が麻原彰晃を慕った理由は、福岡銀行の行員であった実父が愛人を作って逃げた為に、麻原を父の代用としたのだと・・。

日本中を引っ掻き回し、犯罪史上に残る大事件を起こした団体のキーマンである上祐史浩が、その立場に立つに至った根本原因は「実父の不倫」だった。

あんたはそんな事の為に尊師、尊師、麻原尊師と擁護大会をマスコミ使って開催したのか?

人は精神の発達段階において父をモデルにするのだという。

あの日、あの時、上祐史浩麻原彰晃に父の代用という「意味付け」をしなければ、オウム真理教事件は別の展開になったのかもしれない。

人の脳の刷り込みと「意味付け」は場合によっては恐ろしい事件を引き起こす。

人の無意識はとんでもない事を巻き起こすのだ。

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