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ラカン精神科学研究所 福岡

福岡の精神分析家 進志崇献 が精神分析的視点で綴っています。人はコンプレックス(無意識)に支配されています。

渡辺謙は悪か?(File.368)

こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。

進志崇献(しんしそうけん):lacan.msl.f@gmail.com

ラカン精神科学研究所 福岡 公式サイト
http://lacan.agency-inc.com/

さて最新の文春砲のターゲットにされたのは今や国際俳優の「渡辺謙」さん。

世間を騒がしているのは「ベッキー」や「乙武洋匡」を糾弾した時のマスコミの対応と「渡辺謙」さんの時とは取り上げ方が違いすぎるというもの。所属事務所やタレントの立ち位置で扱いが違うのはいかがなものか?という声。

私は精神分析を学び始めて「結婚」や「婚姻制度」は形式だからと言うフレーズをよくきいた。

不倫=「婚姻制度」に則らない行為・・・をさしている。

婚姻制度は形式である事の意味を考察すると、結婚という形式の中身を詳らかにしてみると「できちゃった結婚」とか「なんとかく婚」とか「実家から逃げたかった婚」とか「29迄にはしたかった婚」とかさして重要な決意とか覚悟のもとでされているようには思えない婚姻がならぶ。まぁ家柄が釣り合っている親に勧められた相手だから位が受動的な意味であろうか?

で、婚姻届にサインして区役所に提出すれば、見事に結婚は成立する。あっけない位に。

さて問題はこれから死ぬまでの何十年という時の重みや、いずれは父や母になるお互いの成長や、価値観のズレをどうやって埋め、補い、認め合い、同じ方向を向いて歩んでいけるか?なのである。

これは相当成長した大人でないとなかなか思うようにはいかない筈。

金の成る木があって、子供ができても、お互いが好き勝手なことをして生活していける厚い経済基盤がある家庭なら成立するかもしてないが、何れ嫁妻は母となり、夫はそして父になった時に、その社会的責任に耐えるだけの自己や自我や父性を内在化しているか?

虐待やDV報道が盛んなご時世であるから、腕力による抑圧を施すパターンが多いのだろうが、子供だっていつまでも子供ではない。

以下ネットから引用

2017.3.29 07:24

16歳息子に包丁突きつけ「刺すぞ」 神戸新聞整理部次長を現行犯逮捕 兵庫県

長男に包丁を突きつけて脅したとして、兵庫県警神戸西署は28日、暴力行為法違反容疑で、神戸市西区竹の台、神戸新聞社編集局整理部次長(51)を現行犯逮捕した。「包丁は向けたが、脅していない」と容疑を一部否認している。

逮捕容疑は28日午後09時50分ごろ、自宅で高校1年の長男(16)に包丁を突きつけて「刺すぞ」と脅したとしている。

同署によると、長男が「父親に包丁を向けられた」と110番した。高校の授業料などをめぐり、口論になっていたという。

同社は「社員が逮捕されたことは大変遺憾。事実かどうか確認した上で、事実とすれば厳正に対処する」とコメントした。

以上ネットから引用

腕力で抑圧できなくなったら今度は我が息子に、刃物をむける新聞社の編集局整理部次長が現実にいるのである。

神戸新聞社と言えば20年前、元少年Aこと酒鬼薔薇聖斗が「さぁゲームの始まりです」と犯行声明文を送りつけた新聞社として有名であるが、言葉を生業とする新聞社の編集局整理部次長が自分の息子に包丁をむけるようなご時世なのだから既に「父性」は消滅していると言ってよい。この人の上の組織が新聞社の「論説委員」だ。さて、今後、神戸新聞がどんな腰抜けの論説を展開するのか楽しみである。

こういう具合だから、婚姻届は単なる形式なのである。形式上、父になっただけで、その実、実の息子に刃物を持って対峙する父という形式的立場にいる人のような者の存在があるだけ。

父もいない、母もいない、夫もいなけりゃ、妻もいない、粗大ごみ、ATM、家政婦・・そう形容される者がいるだけだ。

そりゃ「渡辺謙」さんは婚姻制度上NGな事をしたのだろう。彼の世界的俳優とイメージを拝借して自社商品の付加価値を高めようとした会社は損害を被ったのだろう。ならば渡辺謙さんの所属事務所に契約不履行の損害賠償をすればよい。

さて、世の中に不倫をしているのは渡辺謙さんだけなのだろうか?まるでファッションの様に、普通の主婦が旦那以外の交際相手「彼」をひけらかし、出張先毎に不倫相手をキープしてる出張族も当たり前の様に存在している。

まるで、売春禁止法が建前で存在して、性風俗産業が隆盛しているように、婚姻制度が建前で存在して、その実、既婚者の不倫が当たり前になっているのが実情ではないのか?

たまたまそれが醜聞・スキャンダルになる人々の行為がマスコミに取り上げられるに過ぎない。昔からそれを有名税と言った。

既婚者でも配偶者以外の異性に好意を持つことは普通にある筈。犠牲を払って機能不全な家庭を解消して、改めて別の家庭をつくる事も否定できない。

昨今の婚姻では、初婚同士の婚姻は約7割でのこりの3割は二人共再婚か、どちらか片方が初婚・再婚と言うデータが出ている。この傾向が続けば、いずれは初婚同士の結婚が5割を切る時代がやってくるだろう。そう、初婚同士が少数派となる社会が。

標準、あたり前、スタンダード、価値観の逆転である。

婚姻制度自体が形骸化しているのだ、最初から形式なのだが・・・。

その時々で一番好きな人が、僕の妻、私の夫・・・フレキシブル婚姻制度を選択可能。LGBT対応型婚姻制度を選択可能。そんな世の中が当たり前になる日も近い。

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