夫のちんぽが入らない? 何をいまさら(File.284)
こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。
進志崇献(しんしそうけん):lacan.msl.f@gmail.com
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今、「夫のちんぽが入らない」・・人前で声に出すのが恥ずかしいタイトルの小説がベストセラーだそうだ。
ネットの記事によると、
1月22日~1月28日のAmazonの文芸書売り上げランキングが発表され、第1位は衝撃的なタイトルが話題の『夫のちんぽが入らない』が獲得した。第2位は2月24日に発売される村上春樹さんの最新作『騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編』。第3位は同作の第2部 『騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編』となった。
以上ネットから引用
村上春樹を押さえて堂々の第1位が「夫のちんぽが入らない」
で「夫のちんぽが入らない」書き出しは以下である。
いきなりだが、夫のちんぽが入らない。本気で言っている。交際期間を含めて二十年、この「ちんぽが入らない」問題は、私たちをじわじわと苦しめてきた。
以上引用
って言うか・・草食系男子だの、セックスレス夫婦だの、仮面夫婦だの、一夫一婦制の社会制度の1つである「婚姻制度」が実態にそぐわなくなっている事の一面が小説という表現手段をもって表象しただけで、衝撃?とか何を今更である。
先のネットのニュースでも、
婚姻届を出すカップルの内、初婚同士は7割で、残りの3割は再婚同士かどちらかが初婚、どちらかが再婚の組み合わせであると言う。この数字は少子化を加味すると、そう遠くない時期に初婚同士5割、そうでないカップルが5割になるであろう。
表に出ている数字がこのような状況なのだから、表向きは問題がなさげな家庭も、外面だけはよくて、内情は恐ろしい事になっているケースが多い筈。
現在でも婚姻届10に対して離婚届3の割合で、結婚、離婚が繰り返されているのだから。
つい30年前までは、男性の方が経済的に優位であったり「お父さんが一家の大黒柱」的な社会的認知が存在していたのだが、今や、労働者としての権利は平等、特に男だから高給取りと言う概念はなくなり、むしろ風俗でアルバイトする女性の方がよっぽど経済的には有利であったりするだから、女性にしてみれば無理して冷めた夫婦関係を我慢して維持する必要は何もないのである。
「私一人でも子どもは育てられます。もう、別れて下さい」この一言で婚姻関係終了である。
ところが、これで終了しないのが「親子関係」。「あんな夫ならいない方がマシ」と言うのはそうなのだが・・では、子どもに如何にして社会性を教えるか?と言う問題が浮上する。
幼少の頃は、食べさせて、寝させて、着させて、力で押さえつけていれば、一応の家族関係は成立していても、子どもが疾風怒涛の思春期を迎えると、子どもの体格が親を上回り、力で抑えられなくなる。
問題行動、不登校、引きこもり、不純異性交遊、家に戻ってこない・・・
父不在で、母性剥奪の家庭環境の中で育たざるをえなかった子どもたちの訴え(サイン)を母親達は読み取っているのだろうか?
破綻した夫婦関係の精算は離婚届けでできても、親子関係を解消する事はできない。
早めにご相談される事をオススメします。
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