ラカン精神科学研究所 福岡

福岡の精神分析家 進志崇献 が精神分析的視点で綴っています。人はコンプレックス(無意識)に支配されています。

ソフトウェア支配で車さえも使い捨て時代へ?(File.274)

こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。

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僕の腕時計にはカシオ社のGショックがあるのだが、さすがに樹脂製のベルトがひび割れてきたので、ネットで代替品を調達して自分で交換した。ついでに手垢も洗浄した。

調べてみると私のGショックは10年前の2007年に生産されたAWG-101-1AJFである事が判明。昨今、10年使えるガジェットは珍しいと妙に感慨に浸ってしまった。

身の周りのパソコンやスマホを見渡しても、多機能であればあるほど、金物より内部のソフトウェアに依存している。時代の要請に応えて、ソフトは新しくなっていく、ソフトに引きずられて、ハードが大容量・高速化していく。いくら「故障してないから使い続けたい」と思っても、自然に陳腐化していく。

10万近くかかる高額ガジェットなのに、もって4年。5年は厳しいだろう。

私が気にしているのは、昨今、自動運転化が叫ばれる「乗用車」。日本国においては、既に日産自動車が高速道路での自動運転を商品化している。

乗用車が自動運転できるようになる事=自動車がパソコン化する事である。

コンピューターの存在なくして自動運転の実現は有り得ない。

・・・と言う事は、自動車はタイヤとモーターがついたパソコンになると言う事だ。既に、自動運転で走行中の乗用車が、コンピューターハッキングの手法によって乗っ取られることがありうる事が検証されている。

さてさて、もうこの流れが止めらないとすると・・現実に日本政府は「2020東京オリンピック開催時には東京で自動運転の車が走っている事を目標にする」と宣言しているし、このままいくと、排ガス規制を強化し、脱石化燃料社会を目指している筈が、自動運転機能を有した乗用車の寿命はソフトウェアの陳腐化の為に実質5年位になるのではないだろうか?それともコンピューター部分の入替で対応しますか?車検時にコンピューターソフトウェアのバージョンアップが義務付けられたりして・・。

世の中を走る車、1台1台に搭載されるコンピューターソフトウェア・・・普及には単に性能がいい悪いとか、コスト云々以外に、国家的圧力が及ぶのは違いない。

群雄割拠のグローバル経済の中で、乗用車の自動運転化がどのように進んでいくのか?非常に興味深い、各々のメーカーの事情、車が走るお国の事情など色々な要素が複雑に絡んでくる筈。

最後にして最大の自動車産業の変革が起こる。

車を選ぶ時に、メーカーやデザインではなく、自動運転のソフトウェアがどこのメーカーかで選ぶ時代がやってくるかも?スマホを選ぶ時にiPhoneを選ぶか?アンドロイドを選ぶかのように・・・。

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