ラカン精神科学研究所 福岡

福岡の精神分析家 進志崇献 が精神分析的視点で綴っています。人はコンプレックス(無意識)に支配されています。

百貨店売上高、6兆円割れ=36年ぶりについて(File.245)

こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。

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以下ネットから引用

百貨店売上高、6兆円割れ=36年ぶり、衣料低迷響く―2016年

時事通信 1/18(水) 9:00配信

2016年の全国百貨店売上高が、36年ぶりに6兆円を割り込んだことが17日、明らかになった。長引く消費低迷を背景に、主力の衣料品販売の不振が響いた。中国人の「爆買い」も一服し、1980年(5兆7225億円)以来の5兆円台に落ち込んだ。

以上ネットから引用

大都市の主要な駅や駅周辺には百貨店と言う業態の小売業を生業とる企業が存在している。

かつて私も販売スタッフとして働いていた事があるが、今、百貨店で購入したいものがあるか?ときかれると・・思い浮かばない。では、さて最後に百貨店を利用したのはいつか?ときかれても思い出せない。

食料品、洗剤などは近くのスーパー、書籍や雑貨、家電はネット、衣料品はユニクロオンライン。百貨店の出る幕はないのである。

あと、車で家族で買い物に出かける人は郊外のショッピングモールの方が使い勝手がいいし、強いて言えば駅を起点に仕事場に出かける人でたまたまショーウィンドウの商品を見て欲望に火がついた人は顧客となるかもしれないが・・。

ライフスタイルの変化、人々の意識の変化、少子高齢化、百貨店は変わらないのに、世の中が変わっていく。不変の百貨店と少数の昔ながらお中元、お歳暮は百貨店からと決めている稀有な顧客、または百貨店で衣料品を購入する事が自分の欲望をみたす事と合致している少数の見栄張奥様からの売上では・・・そりゃジリ貧になりるよな。

今年も地方の百貨店の閉鎖が目白押しらしいが・・・天神、博多駅周辺の陣取り合戦が一応の決着をした2016年以降、いよいよ消耗戦が始まる。

閉業時間の短縮や、週休日の復活、正月三が日に定休化・・自社の人件費や固定費を削りながら、安く使えるテナントを増やす様な、小手先の対処では状況が好転する事はない。

百貨店の売上推移グラフをみると

1980年から1990年(バブル崩壊)まで10年で急成長。
1990年から2016年(平成不況下)で右肩下がりで26年間、順当に売上低下。

普通に考えて2017年は更に売上は下降する筈だ。

百貨店は、もっともっと人の欲望に火をつける販売施策をするべき。

そもそも見栄張商売なのだから。

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