ラカン精神科学研究所 福岡

福岡の精神分析家 進志崇献 が精神分析的視点で綴っています。人はコンプレックス(無意識)に支配されています。

今年の交通事故死者、4千人下回る見通し(File.195)

こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。

進志崇献(しんしそうけん):lacan.msl.f@gmail.com

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今年の交通事故死者、4千人下回る見通し 67年ぶりに

・・と言うトピックスが流れていた。

交通事故者数のグラフには2つのピークがある。

1つは1970年前後、もう一つは1990年前後である。

1970年は昭和45年で一般庶民にモータリゼーションの波が押し寄せていた時代。シートベルトが義務化されたのは昭和46年07月からで、それ以前に生産された車にはシートベルト自体が装備されていなかった。

さすがに、死亡事故が多発したので、シートベルトが義務化された・・そんな時代の話だ。

次のピークは1990年前後。いわゆる日本経済が絶頂期を迎えバブル景気にわいていた時代。あんまり金まわりがいいもんで、大衆車より高級車が飛ぶように売れていた時代で、それを人は「シーマ現象」と呼んだりした。

金が余って仕方ないく他にやることもないので、高級車にガソリンを満タンにして用もないのに街中をドライブする人間が普通にいて、気の緩んだ人がハンドルを握れば、そりゃぁ事故も多発して当たり前。

ちなみに飲酒運転による交通事故件数の推移グラフをみると、西暦2000年をピークに下がり続けているものの、ここ十年位は200人から300人が飲酒死亡事故で亡くなっている。

これだけ、運手運転撲滅を叫び、官民一体となって運動をしても、やっぱり飲酒運転はなくならないし、悲惨な死に方をする人も後を絶たない。おまけに昨今は取り締まる側の現役の県警の交通課の課長や巡査が飲酒当て逃げで逮捕されると言う、人バカにしたような事をしでかしてくれるので脱力感に苛まれる。

2016年10月に山口県警、2016年11月に福島県警で、取り締まる側の警察交通課の現職田中梨江巡査・本田良宏交通第一課長の飲酒当て逃げ逮捕の事案が発生している。この期に及んで取り締まる側が飲酒運転とは・・「依存症」とみなされても文句は言えまい。

飲酒運転がやめられない人は依存症(中毒)です。それは日頃の心がけや気合でなんとかなる類のものではありません。事件・事故をしでかすまえに病院へ行きましょう。

以下ネットから引用

今年11月末現在の交通事故死者は3484人で、前年同期より190人(5.2%)少なかった。内訳を見ると、歩行中が前年同期より158人(11.8%)、自転車が73人(14%)減った一方、車やバイクは若干増えていた。年齢別では、65歳以上の高齢者が1883人で54%を占めた。通年でも、過去最も割合が高かった昨年並みの水準になる見込みという。

以上ネットから引用

現在、日本国は4人に1人以上は高齢者である「高齢化社会」ときくが、事故死者数では半分以上を高齢者がしめている。昨今の交通事故の報道は、高齢者が加害者であり被害者でもある事案を多く見聞きする。

オートバイの事故もリターンライダーと言われる50歳以上の人の事故が多いらしい。

高齢化社会日本は、若者の粗暴運転より、高齢者の注意力不足や、アクセルとブレーキの踏み間違い、高速道路の逆走など、痴呆に起因する様な事故が増えていくのだろうか?

高齢者の運転がリスキーならは早めに免許証を返納してもらって、自動運転の車が普及すれば事は収まりそうなのだが・・2020東京オリンピックまでに、どれくら自動運転の車が普及するのか?

自分自身も毎年毎年高齢化しているのが恐ろしくもある。

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