ラカン精神科学研究所 福岡

福岡の精神分析家 進志崇献 が精神分析的視点で綴っています。人はコンプレックス(無意識)に支配されています。

原三信病院 タクシー事故 元乗務員 考察中(File.161)

こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。

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2016年12月03日に起こった原三信病院への個人タクシーの突っ込み事故の件ですが。続報によると亡くなられた車椅子の方も、もとタクシードライバーで、私自身も元乗務員で他人事の様に受け取れません。

亡くなった見舞客のご夫婦には幼い子どもさんもおられたみたいで・・・あと二十代の女性が未だに意識不明だそうです。

<ボケ老人のアクセルブレーキ踏み間違い?>

調べてみると、踏み間違い事故は、高齢者に特化した事故ではなく、統計上は20歳代は22%、70歳代が17%、60歳代が15%、30歳代・40歳代・50歳代・80歳代がそれぞれ10%前後で、20歳代が最多であり、どの世代にも大きな偏りはなく、不注意で誰にでも起こりうる事故らしい。

そう言う意味だと、64歳のタクシードライバー、運転歴35年だから事故を起こすとは考えられない・・と言う事はないと言う事になる。弘法も筆の誤り。

プリウス ブレーキの不具合?>

ネットで検索してみると低速走行の際に、まれに「ブレーキ抜け」と言う現象が起こる事があるらしい。

これだけ街で普通にみかえる乗用車のブレーキが頻繁に効かないなんて事になれば、既にもっと沢山の事故報告があって、社会問題化している筈なので、本当にまれな現象なのでしょう。自動車評論家の国沢光宏さんは、12年間もプリウスに乗っていて一度も体験した事がないとおっしゃっている。

<検証>

目撃者の話によると、手前の交差点を一時停止せず横断、その後、スピードを上げて病院に突っ込んだ。

運転者は、ブレーキが効かず、ギアを変えてエンジンブレーキをかけようとしてもダメだったと供述。

<都合のよい解釈>

交差点手前で、まれにしか起こらないプリウスの「ブレーキ抜け」が起こり、一時停止せ交差点を横断してしまった。体験した事がない挙動に慌てたドライバーはパニックになって、アクセルとブレーキを踏み間違えた。

低速でモータートルクが発生するプリウスはぐんっとスピードを上げ、交通標識をなぎ倒し、原三信病院のテラスへ飛び込んだ。

事故は人々の想定を超えて発生する。

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