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ラカン精神科学研究所 福岡

福岡の精神分析家 進志崇献 が精神分析的視点で綴っています。人はコンプレックス(無意識)に支配されています。

子育て 卵子冷凍保存 セラピー(File.086)

こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。

進志崇献(しんしそうけん):lacan.msl.f@gmail.com

初婚年齢も初産年齢も上昇傾向で、とうとう卵子老化対策で卵子の冷凍保存まで。

ラカン精神科学研究所 福岡 公式サイト
http://lacan.agency-inc.com/

日本で初の体外受精で所謂、試験管ベイビーが誕生したのが、1983年(昭和58年)10月14日(於:東北大学医学部付属病院)。

タレントの向井亜紀が海外での代理母出産を依頼することを公表し、2004年これを実行した(向井さんは子宮がんの為、2000年9月、子宮全摘出手術を受けた)。

現在の日本の平均初婚年齢が29歳。平均初産年齢が30.4歳。統計上、妊娠率は35歳でガクンと下がると言われており、女性にとって30歳が決断の時と言えそう。

仕事でキャリアを積んでいて「今は、結婚は考えられないんだけど、母となる選択肢も捨てがたい」とお考えの女性は高額な費用を払って「卵子冷凍保存」を検討されると言う事なのでしょう。

1985年バブル経済に突入して行く中、女性の社会進出が叫ばれ「男女雇用機会均等法」と言う法律が施行され、看護婦は看護師となって、保母さんと同様に、保父さんもいる様になった。同じ仕事をすれば男女の区別はなく賃金は一緒。生理休暇と言う名称もきかれなくなった。郵便局でアルバイトと言えば男はバイクで配達(外勤)、女の局内で仕分け(内勤)と決まっていたのだが、今は普通に女性も外勤をこなしている。女性のバス運転手、トラックドライバーも当たり前のご時世だ。

しかしだ、本来、この法律は女性の働く環境の整備と男女格差や差別を無くすのが目的の筈で、本当は育児をしたいのに、経済的に共働きでないとやっていけない厳しい状況をつくりだし、いつの間にか、女性に労働を強いる事を奨励する法律に変質したように感じられて仕方がない。

結婚したい時に結婚でき、出産育児をしたい時に育児ができ、働きたい時に働けるのが望ましい世の中の有り様なのでなかろうか?

追い詰められた30歳ギリギリで結婚、出産。経済的に苦しいから、0歳時保育&ツライ労働。キャリアを積んで簡単に結婚出産ができないから急場しのぎで「卵子の冷凍保存」・・・ここまで追い詰められましたと言う感じがします。

果たして、今、政治がなすべきことは「待機児童0」なのだろうか?

そんな環境下で、育った子どもたちが「基本的信頼感」や「万能感」を獲得して、然るべき精神発達段階を登っていけるのだろうか?

経済の原則では何事も「分業化」によって収斂されていくそうだが、母子関係や育児まで「分業化」してしまって、3.11以来流行語の様になった「絆」は築けるのだろうか?

1985年「男女雇用機会均等法」の施行によって職業における男女差別はなくなったが、職業による「性差」もなくなってしまった。

フランスの精神分析ジャック・ラカンは「女性は、いない」と言ったそうだが、今の日本の現状だと・・。

晩婚化も未婚率の上昇も進んでいるので、今の20代の生涯未出産率は20パーセントくらいにはなりそうだと言うデータがある。つまり5人に1人の女性は母にならないのだ。

今の日本の性の区別

「A:男性」と「B:子どもを産む女性(母になる女性)」と「C:子どもを産まない女性(母にならない女性)」。BとCの比率4:1。Aも形式上、父になる男性と父にならない男性がいるのだが、父(父性)と言う概念が「性差」と言えるのかどうか怪しいので除外した。

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