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ラカン精神科学研究所 福岡

福岡の精神分析家 進志崇献 が精神分析的視点で綴っています。人はコンプレックス(無意識)に支配されています。

戦争トラウマの心的考察(File.082)

こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。

進志崇献(しんしそうけん):lacan.msl.f@gmail.com

Amazonプライムのお陰で、過去作映画のチェックも容易になりました。

ラカン精神科学研究所 福岡 公式サイト
http://lacan.agency-inc.com/

四肢が吹っ飛び内臓が飛び散る悲惨な戦争映画は沢山あります。久しぶりにチェックした映画は・・・。

プライベート・ライアン(1998年)
男たちの大和/YAMATO(2005年)
硫黄島からの手紙(2006年)
父親たちの星条旗(2006年)
アメリカン・スナイパー(2014年)

第二次世界大戦大東亜戦争イラク戦争を題材としてものなど多数です。極限状態に追いやられた人間がどうなっていくかを克明に描き出します。

命からがら戦地から引き上げてきて、平穏な生活が送れる筈が、戦争体験が余りにも悲惨で語ることもできず、すっと押し黙ったまま、睡眠中にうなされたり、薬に頼ったり、突然のフラッシュバックに翻弄されたり、パニック障害になったり、セカンドレイプ状態だったりします。

私の手元に沖縄戦で悲惨な体験をし、未だにトラウマに苦しむ人々の治療にあたられた蟻塚亮二先生(精神科医)の著書があります。

以前、蟻塚亮二先生の活動がNHKで取り上げられた事があるのでご存知の方もおられると思います。

アメリカ軍の攻撃の中を妹をおんぶして走って逃げた方の体験。砲撃の中を走って逃げるのが精一杯で・・周りは死屍累々状態なものだから、既に死んでしまった他の村人の亡骸を踏みながら必死で逃げましたと・・今でもあの時の事が悔やまれて悔やまれて・・なんで私は生き残ってしまったのだろうか?・・ずっと苦しんできました・・・。と、蟻塚先生に涙ながらに語ると、長年苦しんだ不眠症(寝付こうとすると足の裏が熱くなって、得も言われぬ不安感が込み上げてきて眠れない:睡眠薬も効かない)が治りました。本当にありがたい。・・と語るおばあさんの体験談が放送されていました。

これは結果的に対話療法で過去のトラウマを吐き出すこと(言語化)によって、トラウマを解消した例です。

未だに戦争は終わっていないのだと思います。蟻塚先生の支援グループのアンケート調査でも、花火があがる時の「ドーン」と言う打ち上げ音を聴いただけでも気分が悪くなる方が多数おられるとの報告がされています。

空襲を知らない世代の私たちは夜空に広がる綺麗な花火を連想してワクワクしますが、戦争体験者の方々は無意識に戦争中の事が連想され、気分が悪くなる等の身体症状を表象されるのです。

心の構造に精通した私達がトラウマを抱える人達の心的負担を少しでも軽くする事は大切な仕事だと思います。

戦争、悲惨な事故、虐待の経験、種々のトラウマを抱えた人達が沢山いるのです。

心の病、親子関係、引きこもり、子育て、子どもの非行など、ご相談承ります。

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