ラカン精神科学研究所 福岡

福岡の精神分析家 進志崇献 が精神分析的視点で綴っています。人はコンプレックス(無意識)に支配されています。

ヤマハ発、原付バイクをホンダからOEM調達の精神分析的考察(File.034)

こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。

とうとうバイク業界もここまで追い詰められたのかと感じます。

進志崇献(しんしそうけん): lacan.msl.f@gmail.com

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以下ネットニュースから引用

ホンダとヤマハ発動機二輪車の生産・開発で提携を検討していることが05日、分かった。ヤマハは排気量50cc以下の原付バイクをホンダからのOEM(相手先ブランドによる生産)供給に切り替える。今後の需要が見込まれる電動バイクの共同開発も視野に入れる。


以上ネットニュースから引用

バブル時期(約30年前)には年間320万台も売れたバイクの国内販売台数が39万台(2014年実績)にまで落ち込んでいる(最盛期の八分の一)と言う報道がなされていた。昔から危険な乗り物として「バイク三ない運動」とかバイクを社会から排除しようと言う運動もなされてきた経緯がある。

バブル期の二輪車の商品ライナップを浮かべてみると、国内4メーカーが各々競い合って百花繚乱状態、原付きから逆輸入車までよりどりみどりであった。

環境問題(排ガス規制)によって、改良してもコスト的に見合わない車種がカタログ落ち。同様の理由で、2ストローク車が全滅。少子高齢化都心部の駐車場問題からバイクの需要そのものが減少。現在の二輪愛好者(コア層)の年齢はなんと40歳代。以前もスズキとカワサキの間で「バリオス」のOEM提携はあったが、今回、一番販売台数が見込める原動機付き自転車でのホンダとヤマハの提携話。

ちなみに、現在、国内の二輪生産工場は「ホンダ熊本工場」のみ。

「とうとう来るところまで来たか」と言う感じ。

以下ネットのニュースタイトル

「クルマの免許で125ccバイクまで」の是非を問う

以上ネットのニュースタイトル

つまり、日本だけのガラパゴス規格の乗り物「原動機付き自転車」なんて言う乗り物の製造販売は商売にならないので、世界規格の125ccを現在の原付50ccの代用にしましょうと言う動きなのだなと理解できる。製造販売面、免許制度を含めて。となると、そう遠くない将来、ゲンドウキツキジテンシャと言う乗り物はカテゴリーごと消滅というシナリオが透けて見える。バイク業界とは明暗を分けている自転車業界は別に原チャがなくなってももとの自転車専売店に戻るだけで影響ないし。

昔は個別の商品だったアイテムがスマフォに集約されていく様に、家電だろうが、乗り物だろうが、製造物はグローバルスタンダードを意識せざるを得ない状況になっていくのだろう。

現在は不況感が国内独自規格の軽自動車を支えているわけで、ケイジドウシャはウミイグアナとかガラパゴスゾウガメの類なのかもしれない。

私達を取り巻く環境は有無を言わさず、ガラガラ音を立てて変わって行くかのような印象を受けます。

精神分析家の私は、そういった世の中の有様の変わりようが、人の精神に与える影響はどんなものだろう?と考え込んでしまいます。

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