ラカン精神科学研究所 福岡

福岡の精神分析家 進志崇献 が精神分析的視点で綴っています。人はコンプレックス(無意識)に支配されています。

坂口杏里 AV出演 坂口良子 母子関係の精神分析的考察(File.033)

こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。

私達、中年世代からすると「永遠の憧れ、坂口良子さん」の実娘:坂口杏里さんのAV出演が話題になっています。ネットの情報から母子関係を考察してみました。

進志崇献(しんしそうけん): lacan.msl.f@gmail.com

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私、今回のニュースが流れるまで「坂口杏里」さんの存在を全く知りませんでした。地上波のテレビを殆ど観ないので、申し訳ないです。

改めて、坂口良子さんのウィキペディアをチェックすると・・・

古くは、サインはVの坂口良子さん版が1973年から放送されています。私の記憶の中では岡田可愛さん版(1969年)ジュン・サンダースとのエックス攻撃が印象的なんですが・・。
その他、角川映画の「犬神家の一族(1976年)」で金田一耕助にお茶を持ってくる旅館の女中・おはる役を好演。

私の中での全盛期は「池中玄太80キロ(1980年)」での西田敏行杉田かおる、三浦洋一、井上純一と共演。懐かしー。

芸能活をされている坂口良子さんは素敵な女優さんそのものなのですが、プライベートに目をやると「んー、危ないなぁ」と思わせる。

坂口良子(1955年10月23日 - 2013年3月27日)

1986年(昭和61年)に不動産会社役員:田山恒彦氏と結婚(31歳)。
1989年(平成01年)長男:坂口直彦さん出産(34歳)
1991年(平成03年)長女:坂口杏里さん出産(36歳)
バブル崩壊で40億の借金:夫の連帯保証人。
ウィキペディアをチェックすると、これ以降の坂口良子さんの仕事量が凄いです。
1994年(平成06年)離婚(39歳)
1998年(平成10年)尾崎健夫氏と事実婚開始(43歳)
2011年(平成23年)腸閉塞・大腸がん(56歳)
2012年(平成24年)正式入籍(57歳)
2013年(平成25年)死亡(57歳)
横行結腸癌(大腸がん)および肺炎のため死去(57歳)。

坂口杏里(1991年3月3日 - )
22歳で、母を亡くす。
25歳で、AV出演。

生前、坂口良子さんは「借金の返済優先で仕事をしてしまい育児ができなかった」と語っていた。更に、坂口杏里さんが03歳の時離婚(父不在)更に、07歳の時から、坂口良子さんは尾崎健夫(継父)と事実婚状態。杏里さんが尾崎健夫氏をずっと父と認めなかったので、坂口良子さんは死の前年まで入籍できなかったとか。

坂口杏里さんにしてみれば、実の母からは仕事で構ってもらえない。家庭にいて社会性を教える筈の父は存在ぜず、自分から大切な母を奪った存在の尾崎氏がいる。・・・これでは、普通に考えて健全な精神発達のプロセスを辿る事はできない。更に、女優の娘と言う特別な立場が杏里さんにペルソナを着けさせたのではないか?。

精神の脆弱さをいくら金銭でカバーしようと思っても、底抜けの樽状態で、何をどうしても満たされる事は無かったのであろう。ホストクラブで寂しさを埋め、AVに出演して金銭的なホローをしても、精神状態は何も変わらない・・。

今後、薬物に走ったりする事はないだろうか?と心配にもなる。小向美奈子さんの様になりはしないだろうか?

往年の坂口良子さんをブラウン管TVでみていた世代としては直視しにくい状況ではあるが、残念ながら、母が子どもに手をかけないで子どもの自我が育つ事はない。

子育てをするならば「精神発達論」を学ばれる事をオススメします。

親子関係、引きこもり、子育てアドバイス・ご相談承ります。

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